以前だとファクタリングの契約を締結するためには、審査の一環として直接面談を行う必要がありました。
しかし、近年では多くのファクタリング会社がオンライン契約を導入しています。
オンラインで契約できると、地域によるアクセスの制限、時間的な制約といった障壁がなく資金を調達できるようになります。
この記事では、来店・対面不要のファクタリング会社の中から、特におすすめのものを選び出し、その特徴やメリットを紹介していきます。
来店・面談不要のファクタリング会社でおすすめなのは、以下6社です。
| サービス名 | 手数料 | サービス概要 |
| ラボル | 一律10％ | 個人・小規模向け、土日祝日でも即日入金に対応 |
| ペイトナーファクタリング | 一律10% | 個人・小規模向け、24時間オンライン受付可能 |
| PayToday | 1～9.5% | 年中受付対応、AIが自動審査するので面談不要 |
| 5％～ | 24時間365日Webで受付するファクタリング会社 | |
QuQuMo | 1～14.8% | 24時間オンライン申し込み可能 |
ビートレーディング | 2%～ | 業界大手、24時間Web受付 |
来店・面談不要のファクタリング会社とは？
ファクタリングの審査形態のひとつとして、来店と面談があります。
来店とは、実際に店舗に足を運んで、担当者と直に面談することです。
したがって「来店不要」とは、一般的に面談は実施するものの、実際にファクタリング会社を訪問する必要はなく、オンラインで面談することを指します。
一方で面談とは、主に申請内容の確認や企業や個人の雰囲気・人柄などをチェックする目的で実施するものです。
したがって「面談不要」は対面か非対面かは関係なく、ファクタリング会社との面談が一切不要であることを指します。
今回紹介するのは、来店も面談も不要なファクタリング会社です。
来店も面談が不要だることのメリットとして、以下の点が挙げられます。
- 来店や移動の手間が省けること
- スケジュール的な余裕を持って対応できること
- 素早い資金調達が期待できること
- 他者に知られるリスクを避けられること
- 電話なしで対応できること
来店・面談不要のファクタリング会社6選
ここからは、来店・面談不要のにおすすめの土日対応ファクタリング会社を紹介していきます。
ペイトナーファクタリング：個人・小規模向け、24時間オンライン受付
| 運営会社 | ペイトナー株式会社 |
| サービス開始年月 | 2019年2月 |
| 累計取り扱い金額 | 非公開 ※件数は累計13,000件（2021年9月） 参考記事 |
| 2社間 or 3社間 | 2社間ファクタリング |
| 手数料 | 一律10% |
| 審査完了・支払いまでの期間 | 支払いまで最短1時間 |
ペイトナーファクタリングは、フリーランスを始めとした小規模事業者に特化したファクタリングサービスです。
サービス開始から2年で申し込み件数は13,000件を超えていて、2021年8月にはセブン銀行や大手ベンチャーキャピタルから総額4.5億円の資金調達をするなど、急成長している会社です。
ペイトナーファクタリングが実施した利用者アンケートによると、ペイトナーファクタリングを使うことで資金繰りが手軽に改善できたと88%の人が回答していて、サービスの質も高く評価されています。
審査にかける時間を短縮するかわりに、手数料を一律10%とるので、大口での調達よりも小口（10万円前後）の調達に向いたサービスです。
| メリット | デメリット |
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こんな人におすすめ
- 少額のお金でファクタリングを利用したい人
- フリーランスや小規模事業者の人
＼無料登録／
ラボル：個人・小規模向け、土日祝日でも即日入金
| 運営会社 | 株式会社セレス |
| サービス開始年月 | 2020年7月 |
| 累計取り扱い金額 | 非公開 |
| 2社間 or 3社間 | 2社間ファクタリング |
| 手数料 | 一律10％ |
| 審査完了・支払いまでの期間 | 支払いまで最短30分 |
ラボル
は、プライム上場企業の子会社が運営するフリーランスに特化したファクタリングサービスです。
ナゲットは、対象をフリーランスに特化しているので、手数料を一律10%としている代わりに、請求書の最低金額は1万円と少額から対応可能となっている他、審査のスピードにも重点を置いています。
少額だけど請求書を今すぐ現金化したいという方におすすめです。
| メリット | デメリット |
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こんな人におすすめ
- 少額のお金でファクタリングを利用したい人
- フリーランスや小規模事業者の人
▼公式サイト▼
PayToday（ペイトゥデイ）：AIによる自動審査で面談不要
| 運営会社 | Dual Life Partners株式会社 |
| サービス開始年月 | 2021年1月 |
| 累計取り扱い金額 | 10億円（2021年8月時点） 参考記事 |
| 2社間 or 3社間 | 2社間ファクタリング |
| 手数料 | 1～9.5% |
| 審査完了・支払いまでの期間 | 審査完了まで最短45分 支払いまで最短1営業日以内 |
PayToday（ペイトゥデイ）は、AIによる審査を売りにした、急成長を遂げているファクタリングサービスの会社です。
PayTodayの売りは、AIにより審査をスピーディーにやれることと、精度を高めることによって全体として手数料を他社よりも低くおさえていることです。
実際、手数料の上限が10%を超える会社が多い中で、上限は9.5%としています。
アカウントを作成して、マイページから書類をアップロードするだけで審査してもらえます。
サービス開始から8ヶ月で取り扱い金額は10億円を突破、2021年10月には三井住友銀行とビジネスマッチング契約を締結するなど、サービスを急拡大しています。
| メリット | デメリット |
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こんな人におすすめ
- 早く審査を完了させたい人
＼無料見積り／
えんナビ：24時間365日Webで受付
| 運営会社 | 株式会社インターテック |
| サービス開始年月 | 2017年4月 |
| 累計取り扱い金額 | 非公開 |
| 2社間 or 3社間 | 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング |
| 手数料 | 5％～ |
| 審査完了・支払いまでの期間 | 支払いまで最短翌日 |
えんナビは、最低対応金額が50万円～（最大は5,000万円まで）と、比較的規模の大きなファクタリングをターゲットにしている会社です。
オンラインや郵送での契約にも対応しているので、契約のためにわざわざ店舗に出向く必要もありません。
| メリット | デメリット |
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こんな人におすすめ
- 単価の高いプロジェクトを早期に現金化したい人
＼無料見積り／
QuQuMo（ククモ）：24時間オンラインで受付
| 運営会社 | 株式会社アクティブサポート |
| サービス開始年月 | 不明 |
| 累計取り扱い金額 | 不明 |
| 2社間 or 3社間 | 2社間ファクタリング |
| 手数料 | 1～14.8% |
| 審査完了・支払いまでの期間 | 支払いまで最短2時間 |
QuQuMo（ククモ）もオンライン完結型のファクタリングサービスです。
オンラインのみの手続きで、最短2時間で入金できることが売りです。
アカウント登録をして、マイページを作ったら、あとはユーザー情報とファクタリング申請をするだけです。
必要書類を事前に揃えていれば、アカウント作成から1時間以内にファクタリングの申し込めます。
| メリット | デメリット |
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こんな人におすすめ
- すぐにでも入金をしてほしい人
＼無料見積り／
ビートレーディング：業界大手、24時間Web受付
| 運営会社 | 株式会社ビートレーディング |
| サービス開始年月 | 2012年4月 |
| 累計取り扱い金額 | 1,300億円以上（2024年3月時点） |
| 2社間 or 3社間 | 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング（個人の場合は3社間のみ） |
| 手数料 | 2%～（3社間の場合） 5％～（2社間の場合） 上限20% |
| 審査完了・支払いまでの期間 | 支払いまで最短当日 |
ビートレーディング
は、累計取り扱い金額が1,000億円を超える、ファクタリング業界の最大手です。
オンライン完結型のサービスが2社間ファクタリングに特化しているのに対して、ビートレーディングは、個人の場合、3社間ファクタリングのみ利用可能です。
| メリット | デメリット |
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こんな人におすすめ
- 会社の運営実績を重視したい人
- 3社間ファクタリングで手数料をおさえたい人
▼公式サイト▼
来店・面談不要のファクタリング会社を利用する際の注意点
来店・面談不要のファクタリング会社を利用する際の注意点として、以下3つが挙げられます。
- 基本的に2社間ファクタリングになる
- 手数料が割高になることもある
- 請求書だけでは審査できない
基本的に2社間ファクタリングになる
来店・面談不要のファクタリングの場合、一般的には2社間ファクタリングになります。
2社間ファクタリングとは、自社とファクタリング会社の2社だけで取引をするタイプです。
取引が完了して請求書を取引先に送ったら、その請求書をベースにファクタリング会社から手数料を引いて売掛金を前払いしてもらえます。
取引先から請求金額の入金があったら、そのお金をまるごとファクタリング会社に支払います。
利用者にとって、2社間ファクタリングのメリットは、取引先にファクタリングを利用している事実を知られずに済むことです。
手数料が割高になることもある
来店・面談不要で、2社間のファクタリングになると、どうしてもファクタリング会社側に資金回収できないリスクが生じてしまいます。
そのリスクの分だけ手数料は割高になってしまいます。
ファクタリング会社の中には、手数料の上限を示していない会社もあるので要注意です。
手数料の上限がどの程度になるのか心配な方は、ラボルやペイトナーファクタリングのように手数料が一律10%のファクタリング会社を選択するのもよいでしょう。
請求書だけでは審査できない
来店も面談も不要と聞くと、「請求書だけで審査してもらえるのか？」と思うかもしれませんが、残念ながら請求書のみで利用できるファクタリング会社はありません。
請求書だけだと取引先の与信調査が難しいことに加えて、偽造されているリスクもあるので、請求書だけでまともな審査をすることは不可能だからです。
仮に請求書だけで資金調達できると訴求している会社があるとすると、悪徳業者である可能性が高いです。
ただし、必要書類が少なくても対応できる会社はあるので、急いでいるならそのような会社を選択するのもひとつのオプションとなるでしょう。
来店・面談不要のファクタリング：一般的な申し込みステップ【必要書類は？】
来店・面談不要のファクタリング会社への申し込みステップは、会社によって異なりますが、ここでは代表例としてペイトナーファクタリングのステップを紹介します。
まず、ペイトナーファクタリングのリンクからトップページに入り、右側にある申し込みフォームにメールアドレスとパスワードを入力します。
完了すると、入力したメールアドレス宛にアカウント有効化のためのメールが届くので、そのメールのURLをクリックし、以下のステップで進んでいきます。
- 請求書の登録
- 申請内容を入力
- SMS認証により申請を完了
- 事業者情報を入力（初回のみ）
- 身元確認書類をアップロード（初回のみ）
利用時に必要となる書類は「取引先に送付済みの請求書」と「顔写真付き身分証明証」の2点だけです。
請求書は、以下の条件を満たしている必要があります。
- 取引先に送付済み
- 支払い期日まで70日以内
- 請求書の内容は原則問わない(アフィリエイトやnote,UberEatsの報酬は対応不可)
- 支払い通知書でも対応可能
- 手書きでも対応可能
身分証明書は、以下の4点のうちのいずれかになります。（ペイトナーファクタリングの公式ページより引用）
これだけで、審査をしてもらえます。
平日の営業時間内(10時～18時)であれば最短10分で受け取りを完了できます。
まとめ
以上、来店・面談不要のファクタリング会社について解説しました。
おすすめなのは、以下6社です。
| サービス名 | 手数料 | サービス概要 |
| ラボル | 一律10％ | 個人・小規模向け、土日祝日でも即日入金に対応 |
| ペイトナーファクタリング | 一律10% | 個人・小規模向け、24時間オンライン受付可能 |
| PayToday | 1～9.5% | 年中受付対応、AIが自動審査するので面談不要 |
| 5％～ | 24時間365日Webで受付するファクタリング会社 | |
| QuQuMo | 1～14.8% | 24時間オンライン申し込み可能 |
| ビートレーディング | 2%～ | 業界大手、24時間Web受付 |
