転職サイトや転職エージェントへの登録は、キャリアの選択肢を多様化させるための第一歩です。
この記事では、転職サイト・エージェントを10年以上使ってきた私が、定番の会社も含めておすすめを紹介していきます。
転職エージェントの定番:リクルートエージェント
転職サイトの定番:リクナビNEXT
転職サイト・エージェントへの登録は、自分のキャリアと向き合うきっかけとしても大事なことです。
転職サイト・転職エージェントの違い
転職系サービスには、転職サイトと転職エージェントがあります。
転職サイトと転職エージェントの違いは以下のとおりです。
種類 | 転職サイト | 転職エージェント |
例 | リクナビNEXT | リクルートエージェント |
仕組み | ||
特徴 | 転職サイトは、自分で求人情報を検索して応募するために使います。数ある求人を自分でスクリーニングして、待遇や応募条件などを確認していきます。 | 転職エージェントは、転職支援のプロが担当としてついて、マンツーマンでキャリアに対するカウンセリングをしてくれます。 |
メリット |
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両者の特徴と先ほどあげた登録のメリットから考えると、以下のような使い分けをおすすめします。
- 自分が認識していない強み・弱みを見いだせる ⇒転職エージェントとの面談で確認できる
- 世の中の求人情報からスキルアップの方向性を逆算できる ⇒転職サイトで確認できる
- 将来の転職に向けての備えになる ⇒忘れた頃に転職エージェントから連絡がくる
なお、図にもあるとおり、転職サイト、転職エージェントは、ともに企業からお金をもらうビジネスモデルなので、利用者(転職希望者)は登録時も登録後もずっと無料で使えます。
転職サイトや転職エージェントによって扱っている求人は異なりますし、担当者によって合う合わないもあります。
したがって、転職サイト・エージェントには複数登録するのがおすすめです。
おすすめの転職サイト
まずは、転職エージェントです。
転職エージェントは、各社の強みもあるので、それを踏まえて登録してみてもよいでしょう。
登録無料の転職エージェント
>>リクルートエージェント:NO.1転職エージェント
>>ビズリーチ:ハイクラスな人材向け転職エージェント
>>パソナキャリア:幅広い選択肢を提案してくれる転職エージェント
>>JACリクルートメント:外資系に強い転職エージェント
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おすすめの転職サイト2選
転職サイトは、次の2社を登録しておけば、主要な公開案件はほぼ網羅できていると考えて間違いないでしょう。
初めての方なら、まずはこの2社に登録してみることをおすすめします。
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転職サイト・エージェントに登録する3つのメリット
今すぐに転職を考えていない人でも、転職サイト・エージェントに登録しておくことで、以下3つのメリットがあります。
- 自分が認識していない強み・弱みを見いだせる
- 世の中の求人情報からスキルアップの方向性を逆算できる
- 将来の転職に向けての備えになる
それぞれ詳細を見ていきましょう。
自分が認識していない強み・弱みを見いだせる
1つめのメリットが、自分が認識していない強み・弱みを見いだせることです。
同じ会社に長く勤めている人ほど、自分に対する価値基準が社内基準に偏ってしまいますが、これは複線的なキャリアを考える上では大きなリスクです。
なぜなら、社内で評価が高い=社外でも評価が高いとはなりませんし、社内で評価が低い=社外でも評価が低いともなりません。
実際に、ある会社であまり評価されていなかった人が、別の会社に行って大きく成長した事例もいくつか見てきましたが、人は環境が変わるとモチベーションが変わり、モチベーションが変わると成果が変わります。
一方で、社内でそこそこ仕事ができるようになると、それが社内でしか通用しない価値であるにもかかわらず、社外でも通用するという錯覚に陥いる場合もあります。
転職サイト・エージェントに登録をすると、この社内価値と社外価値の差異をより明確に認識できるようになります。
私は社会人4年目で初めて転職サイト・エージェントに会ってさまざまな求人を紹介してもらいましたが、愕然とすることばかりでした。
当時、一部上場企業(現:東証プライム上場企業)で、社内では仕事ができる若手という位置づけであったにもかかわらず、紹介される求人は年収が下がる求人しかなかったからです。
このとき、初めて自分の価値は社内だけのもので、年収を維持して転職することが難しいことだと実感しました。
こうしたことをキャリアの早い段階で認識できると、長期的に非常にプラスになります。
スキルアップの方向性を逆算できる
社内での価値と、社外での価値がわかるようになると、スキルアップの方向性を逆算できるようになります。
たとえば、社内や業界の中だけで使える知識やスキルよりも、会社や業界を超えて広く使える知識やスキルがある方が転職市場においては有利です。
一般的には、以下のようなスキルは業界を超えて活用できます。
- 営業(その中でも特に新規顧客開拓できる)スキル
- Web・IT系のスキル
- 管理系(財務、人事、法務系)のスキル
もちろん、これらはあくまで一般論なので、自分にとって磨くべきスキルは自分で見つけ出す必要がありますが、転職サイトやエージェントへの登録は、磨くべきスキルを見つけ出すために有用なのです。
将来の転職に向けて備えになる
今は転職をするつもりがないと思っても、ある日突然、転職が現実的になることがあります。
- 会社の業績が急激に悪化している
- 自分の希望どおりの仕事ができなくなった
- 会社の中でやりたいことがなくなってしまった
先ほども書いたように、私は社会人4年目で、転職サイト・エージェントを利用し始めて、以降10年以上に渡って転職サイト・エージェントを活用してきましたが、最終的に転職したのは社会人15年目でした。
会社の中でやりたいと思える仕事がなくなっていくことを実感していたタイミングで、転職エージェントから声がかかったことが転職のきっかけになりました。
若いときから転職サイトやエージェントを一通り活用していたことや、4年目でスキルアップの方向性を意識したおかげで、年齢的なハンディがありながらも年収をアップさせながら転職させることができたのです。
早い段階で転職エージェントを通じて自分の市場価値を認識できたおかげで、社会人15年目での初めての転職がスムーズに進んだのだと思います。
また、転職エージェントで職務経歴書を常に更新しておくと、私の例のように絶妙なタイミングでエージェントから声がかかることもあるのです。
会社の口コミ情報を確認することも大事
転職サイトやエージェントに登録すると、いくつか求人案件を紹介してもらえます。
求人案件や公式の募集要項には、基本的によいことしか書いていないので、口コミ情報から実態を確認しておくのも大事です。
口コミ情報からは、求人サイトやエージェント経由でわからない現場の生の声がわかるので、募集要項に書かれていることとの違いを確かめることができます。
こうした会社ごとの口コミ情報をまとめたサイトの中で、最大手になるのが転職会議です。
転職会議には、会社ごとの風土ややりがいに対する口コミの他、年代別年収までまとめられているので、仮に自分が転職したときに年収がどのくらい上がっていきそうなのかを確かめることができます。
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関連記事:【年代別年収がわかる】転職会議の登録方法・評判は?
まとめ
キャリアに不安を感じて、いざ転職しようと思ったときから情報を集めていると時間がかかります。
一方で、転職できそうな会社があるとわかるだけでも、今の会社に対して強気に待遇交渉できますし、そうした態度がかえって今の会社での評価を上げることにもつながっていきます。
興味を持ったら、まずは転職サイト・エージェントには登録しておきましょう。
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