生活のために仕事をするのは辛いなあ。。。こんな状況から抜け出せる方法はないだろうか?
「仕事は生活のためにやる」、「お金のために仕方なく働いている」と割り切ることもときには必要かもしれません。
しかし、お金のために働くだけというのも辛いものがあります。
このような状況から抜け出すには、限られた収入の中で労働時間を減らして収入を上げるための道筋を考える必要があります。
この記事では、生活のための仕事から抜け出す方法について解説していきます。
生活のための仕事を続けても楽にはならない
働く人の大半は生活のために仕事をしています。
株式会社スタジオテイルが200名にアンケートを実施したところ、仕事をする理由として「現在の生活を維持するため」、「家族を養っていくため」と答えた人が48%もいることがわかっています。
出典:https://min-ten.com/guide/guide_4342/
つまり、半分の人が生活のために仕事をしているのです。
しかし、生活のための仕事を単純に続けているだけでは、生活を楽にするのは難しいのが現実です。
なぜなら、頑張って働くという選択肢しかないと、以下のような状況になってしまうからです。
生活のために働く ⇒ 得た収入は生活費で消えていく ⇒ また働く ⇒ (以下、無限ループ)
または、以下のような状況になることも考えられます。
生活のために働く ⇒ さらに頑張って働く ⇒ 体を壊してしまう ⇒ 収入を得られなくなる ⇒ 生活が苦しくなる
生活を維持するために、一時的に頑張って働くことは否定しませんが、長期的にその状況を続けていけるか?というと、どうしても疑問が残ります。
これでは、いつまで経っても楽とはほど遠くなってしまいます。
「収入を増やす=労働時間を長くする」という思い込みをなくす
「今の収入だと生活が厳しいので、もっと働いて稼ぐ必要がある」
このように考えるのは普通だと思うかもしれません。
しかし、残念なことに収入を増やために必要なことは、必ずしも労働時間を長くすることではありません。
短い労働時間で高収入の人なんて、一部の高学歴のエリートだけでしょ?
実は、高学歴でも中卒でも、短い労働時間で高収入を実現している人はいますし、学歴に関係なく労働時間を長くしないと収入が増えない人もいます。
2つの違いは何なのか?
労働時間を増やさないと収入が増えないと思っている人は、自分の時間を収入に変えるという選択肢しか持っていないのです。
一方で、短い労働時間で高収入を実現している人は、お金を生み出す仕組みを作るという選択肢を持っています。
たとえば、メルカリで不要品を売ってみたところ、需要があって値段が高くても売れるものを見つけたとします。
多くの人は、「やったラッキー、儲けたな」で終わりですが、仕組みを作ることに着目する人は、次のように考えます。
「メルカリでの売値よりも安く仕入れられたら、儲かるのでは?」
そして、実際に安く仕入れられるルートを調べたり、仕入れたものを実際に売ってみたりして、継続的に儲かるかどうかを確かめます。
もし、継続的に儲かることがわかれば、仕事の一部を誰かに任せることで、自分の労働時間が減ってお金だけが手元に残るようになるのです。
もちろん、この過程で失敗することも多々あるでしょう。
しかし、成功させる人は、その失敗から学び、次の仕組みづくりを成功させようという貪欲さを持っています。
余談ですが、海外のブランド品を仕入れて、メルカリやオークションサイトで転売することで生計を立てている人もいます。彼らは労働時間をお金に変える代わりに、少しでも儲かる商品を探すことに力を注いでいます。
生活のための仕事から抜け出す3つのステップ
生活のための仕事から抜け出すステップは、以下3つです。
- 固定費をおさえる
- 将来お金を生み出せることにお金を使う
- お金がお金を生み出す状態を作る
それぞれ詳細を見ていきましょう。
ステップ1:固定費をおさえる
生活がカツカツの状態なら、まずは固定費を徹底的におさえることを考えます。
固定費とは、毎月ほぼ定額でかかる生活コストのことです。
電気代やガス代、食費などです。
その中でも、多くの人が無駄遣いしている代表的な費用が携帯電話料金です。
ドコモやソフトバンク、auなど、大手の携帯キャリアだと、月額8,000円くらいかかることも珍しくありません。
しかし、同じドコモでも、ネット申し込み専用のahamo(アハモ)にすれば、月額2,970円(税込)で契約できます。
これだけでも月々5,000円ほど浮かせられるのです。
他にも細かい固定費を見直すことで、月々1~2万円くらいを生み出すことは考える必要があります。
ステップ2:将来お金を生み出せることにお金を使う
固定費を浮かせたら、そのお金を将来お金を生み出すものに使うことを考えます。
貯蓄に回した方がよいのでは?
このように思う人も多いかもしれませんが、月々1-2万円を貯蓄に回しても、10年で120-240万円にしかなりません。
これくらいの金額では、生活のための仕事から抜け出すことはできませんし、貯めている10年間は生活のための仕事を継続する必要があります。
少しでも早く生活のための仕事から抜け出したいなら、節約したお金が次のお金を生み出せるようにすることを考えます。
たとえば元手ゼロでできる副業にトライできるように、勉強費用として月々数千円を使うという方法もあります。
関連記事:副業しないとやばい時代【市場で稼ぐ力を身につけよう】
「副業なんて大変だ」と思うなら、本に投資をして知識を得るだけでもお金を生み出す力を養うことができます。
たとえば、行動経済学とか、マーケティングなどの知識を持っていると、ゼロからお金を生み出すのに役立ちます。
ステップ3:お金がお金を生み出す状態を作る
ブログでも、ブログ以外の副業でも、お金を少しでも生み出すことができたら、それをさらにお金を生み出すものに再投資します。
たとえば、ブログで1ヶ月3-5万円を稼げるようになったら、そのお金を使ってブログを拡大して月10万円稼げるようにしていくのです。
たとえば、月3万円稼いだうちの1万円を使って、記事を外注して作成する方法があります。
こうしたことを地道に繰り返すことで、徐々に自分が関与する時間を減らして、お金だけが手元に残るようにしていくのです。
まとめ
以上、生活のための仕事から抜け出す方法について解説してきました。
- 生活のための仕事を続けても楽にはならない。
- 楽になるためには、まず「収入を増やす=労働時間を長くする」という思い込みをなくすことが大事。
- 生活のための仕事から抜け出すには、固定費をおさえる、将来お金を生み出せることにお金を使う、お金がお金を生み出す状態を作るというステップを繰り返すことが大事。
なお、お金を増やしてお金持ちになるための原理原則は、以下「金持ち父さん、貧乏父さん」に書かれています。
有名な本ですが、まだ読んだことのない人は、この機会にぜひご一読ください。
この本は、詐欺商材を売っている人たちにも使われているので、少し怪しいイメージがありますが、実際にはお金に関する多くの本で引用されている名著です。
実際、お金の増やすための原理原則に関しては、とりあえずこの本だけ読んでおけばよいと思えるくらい本質的なことが書かれています。