この記事では、After shokz社の骨伝導ワイヤレスヘッドホン「TREKZ AIR」を使ってみた感想をシェアします。
結論から言うと、「TREKZ AIR」は私にとっては残念な製品だったので、もう使っていません。
「TREKZ AIR」よりはAir Podsのよかったです。
After shokz社とは
2011年にアメリカで設立されたスタートアップです。CEOはBruce Brestein氏、本社はニューヨークに登記されています。非公開企業のため詳細な企業情報はわかりませんが、あるサイトによると売上は約10億円、従業員は140名とのことです。クラウドファンディングを使って資金調達をしています。
会社HP: AfterShokz
TREKZ AIRの特徴
AfterShokzは主にイヤホンを展開している会社でして、今最も話題になっているのが、こちらのTREKZ AIRです。
この商品の特徴は、耳を使わず、骨伝導を使って音を届けられるところです。
骨伝導を使うことで、耳を塞ぐことなく、音楽や動画を楽しむことができます。つまり外の音を聞きながら、音楽を聴くこともできますし、逆に音楽を聴くときに外界の音に邪魔されることも少なくなります。
その他、軽量で柔軟な本体、運動時の使用(雨天でも可)、2年間の品質保証期間がついています。(一般的にこの手の商品は保証期間は1年です。)
TREKZ AIRの使い方
使い方は非常に簡単で、スマートフォンとBluetoothで接続して、音楽再生をするだけです。
電源ボタンの5秒押しでペアリングモードになり、スマートフォン側でデバイスを選択してペアリング完了。
電源ボタンの3秒押しでON/OFFができ、再生中はイヤホン側から音量調整と一時停止と再生も可能です。(全てマニュアルどおりにやるだけです、ちなみYOUTUBEは一時停止できましたが、イヤホン側からの再生はできませんでした)。
充電はフルの状態で6時間はもちます。
TREKZ AIRの価格
値段は会社ホームページによると149.95USD、日本で購入するともう少し高くなっています。
普通のイヤホンに比べると高いですが、その技術の先進性とデザインを考えると妥当な価格設定とも言えるでしょう。
実際に試着して使ってみたときの感想は、「そこまで悪くなかった」でした。
TREKZ AIRを使った残念な感想
試着のときはよかったのですが、実際に使ってみると、残念ながら非常に使いにくかったです。
私は、電話会議やジムでトレーニングをするときに、主に活用していましたが、1ヶ月で使うのをやめてしまいました。
たしかにメリットもあります。
- 耳が塞がれていないので、電話会議を自席でやりながら、隣の同僚と会話なんて使い方ができる
- ワイヤレスなので、何か作業をしながら、音楽を聴ける
しかし、次にあげるデメリットの方がメリットよりも大きかったのです。
- 耳が塞がれないので、まわりの雑音が聞こえるので、肝心の音が聞きづらい
- そのために耳栓が同梱されているが、耳栓を使ってしまうと普通のイヤホンとあまり変わらない(むしろ耳栓をつける分だけ面倒)
- 骨伝導子がちょうどよいポジションにこないので、手でポジションを調整しないと聞こえづらい
- 音量を大きくすると、音漏れがあるので、電車内や図書館での使用には向いていない
個人的には、音が聞きづらく、手で位置を調整し続けなくてはならないところが大変なストレスでした。
目新しさに釣られて買ってみたものの、個人的には普通のイヤホンをおすすめします。
こちらのTREKZ AIR、今は残念ながらホコリをかぶってしまっています。。。
おすすめのイヤホン
結論、イヤホンは定番のものがよいです。
私はiPhoneユーザーなのですが、同じiPhoneユーザーの方にはこのAir Podsが一押しです。
価格は約20,000円近くかかって高いですが、使い勝手と品質は間違いないです。
Bluetooth5.0対応のワイヤレス式で連続再生時間は5時間です。
iPhoneユーザーにはオススメの製品です。
電車に乗ると、このAirPodsをつけている人を多く見かけますが、やはり皆気に入って使っているようです。(TREKZ AIRをつけている人は見たこと無いです、というか音漏れあるから電車内では使えないです)
以上、TREKZ AIRのレビューでした。