「もっとわかりやすい資料を作りたい」
ビジネスパーソンにとって、わかりやすい資料を作れることは、仕事の評価にも直結してきます。
今後、働き方改革、リモートワークが浸透すると、端的にポイントを掴める資料をまとめる力が今まで以上に大事になってくるでしょう。
この記事では、おすすめのビジネス書の中から、資料作成で図や表をわかりやすく作るのに役立つ本を紹介します。
外資系コンサルのスライド作成術
まず最初は、「外資系コンサルのスライド作成術」です。
こちらの本では、プレゼン用のスライド作成に焦点をあてて、スライドの作成手順やメッセージの作り方など、スライド作成の基本的な部分から解説。
その後、効果的なグラフの見せ方を悪い例と良い例を載せて説明、
チャート解説のところでは、チャートの基本フォーマット、チャートの縦横の使い方、矢印のルールについて言及。ここでもわかりにくい例と、わかりやすい例を交えながら解説しています。
最後にわかりにくいチャートを題材を改善する練習問題がついているので、本書で学んだことを再確認できるような仕立てになっています。
マッキンゼー流 図解の技術
こちらは、「マッキンゼー流 図解の技術」です。
マッキンゼー・アンド・カンパニーのビジュアル・コミュニケーション・ディレクターだったジーン・ゼラズニー氏によって書かれたプレゼンテーション資料を論理的かつ見やすくまとめるためのテクニック満載の1冊です。
前半はグラフや表の見せ方をメインに解説。
しかし、それだけにとどまらず、後半ではメッセージをどのように効果的に見せるか?という観点での解説もあります。
わかりやすい事例が多数あるので、本書を読むことでプレゼン資料作成の引き出しが増えること間違いなしです。
マッキンゼー流 図解の技術 ワークブック
次に紹介するのは、「マッキンゼー流 図解の技術 ワークブック」です。
先ほど紹介した「マッキンゼー流図解の技術」の続編として、「図解の技術」で書かれた方法論を、練習帳形式で訓練するための1冊です。
問題に出された図解をよりよくするためにはどうするか?という観点で頭を鍛えることができます。
外資系コンサルが実践する 図解作成の基本
続いて紹介するのは、「外資系コンサルが実践する 図解作成の基本」です。
こちらは、図解の特化したもので、図をシンプルにするための見せ方から、アピールするため見せ方を、「タテヨコ」、「関係性」、「時系列」、「量」、「変化」、「分布」など図解パターン別に解説しています。
加えて、白黒印刷でも見やすい配色や、効果的な色使いなど、色にも言及しているところが他の本にはない特徴です。
ところどころでパワーポイントの操作方法まで言及しており、資料作成する際に脇に置いておきたい一冊です。
なお、本書を書いた吉澤準特氏は、ツイッターでも図解について発信しています。
外資系投資銀行のエクセル仕事術
最後に紹介するのは、「外資系投資銀行のエクセル仕事術」です。
これまで紹介してきたものは、パワーポイントでチャート作成を主眼に置いたものでしたが、こちらはエクセルを綺麗に作るための指南書です。
罫線の使い方、セルや文字の色使い(たとえば、いじれる数字は青で、自動計算されるいじれない数字を黒、他のシートを参照する数字は緑で書くといったルール)など、投資銀行仕込みの表の作成スキルが存分に披露されています。
その他、エクセルを早く使いこなすためのテクニックや、収益シミュレーションの事例など、これ一冊で、エクセルで数字をまとめるためのポイントが全て包含されています。
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ソフトバンクの孫正義氏が認めたプレゼン術
特に先ほど紹介した前田鎌利氏が担当するプレゼンテーション講座は、15,000人以上が受講している人気講座です。
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