今回は、おすすめのビジネス書の中から、営業スキルを高めるのに役立つと思った本を5冊紹介します。
- 営業として成功するための方法論を知りたい
- 人の心を動かせる営業になりたい
- 顧客だけでなく、社内もまとめられる営業になりたい
こんな人におすすめの本です。
営業の鬼100則
外資系保険会社のトップ営業で、営業とは最高峰のアーティストであり、人生の縮図であるという持論をもつ著者が営業をする上での心得100をまとめたものです。
- 中途半端なアプローチをせずに、きちんとクロージングせよ
- 自分の都合でアポを入れろ、自分のアポイントがどんな用事よりも優先順位が高いはずくらいの気持ちを持て
- 褒めて褒めて、不安や不満を引き出せ
- クライマックスは幽体離脱せよ
- 商品を売らずに人生を売れ
- 傍観者ではなく、当事者となれ
など、著者が営業をする上で大切にしてきたところが余すこと無く書かれています。
影響力の武器 なぜ、人は動かされるのか
本書は人がどのような心理で動かされるのかを次の6つのポイントで解説しています。
1.返報性
2.一貫性
3.社会的証明
4.好意
5.権威
6.希少性
本書では、承諾誘導のプロの事例に基づいて解説していて、セールスマンが社内外を動かすためのテクニックとして使えることでしょう。
〈図解〉なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか?
詐欺師というのは有能な営業マンと紙一重の存在ではないかと思っています。
詐欺師のテクニックを悪用すれば悪徳な詐欺師になりますし、商売として適切に活用すれば営業テクニックに化けるのではないでしょうか。
本書では、詐欺師の舞台設定、騙す相手との信頼関係の作り方、交渉術、クロージングの方法を紹介。見開きの右が詐欺師のテクニックで、左がビジネスへの応用という形で図解されているので、それぞれのテクニックを比較しながら読めるようになっています。
数あるテクニックの中で、ひとつでも習得できると強力な武器になるのではないでしょうか。
社内を動かす力
営業マンにとって大事なのは、顧客との関係づくりだけではありません。組織として何かを成し遂げるためには、社内の人間に協力してもらって動いてもらう必要があります。
しかし、社内の人間をうまく動かせないという悩みを持つ営業マンも多いかもしれません。
そうした悩みに答えてくれるのがこの本です。
- 人脈をつくり、信頼の残高を増やす
- 誰をどういう順番で動かすべきかプランを作る
- 小さな成功を積み重ね、抵抗勢力を減らしていく
- コミュニケーションを取り続ける
こうしたことを着実にやることこそが、社内を動かすコツだと説いています。
社内を動かしながら、顧客の期待に答えていける営業マンになりたい方におすすめです。
運送会社の手元に残る利益を2倍にする誰でもできるたった3つの方法とは?
私のツイッターをフォロー頂いている”たかさん(https://twitter.com/TKHREND)”こと、遠藤尊弘さんの書籍です。
こうおっしゃるたかさんが、どのように最強の営業手法に開眼したか?がわかる本がこちらです。営業の人だけでなく、全てのビジネスパーソンにおすすめです。モノではなく心を売れ!
中小建設会社・運送会社の、手元に残る利益を2倍にする誰でもできる3つの方法とは? https://t.co/xMyD2hq571 https://t.co/2R7EKEZfnS
— セーシン (@n_spirit2004) March 17, 2019
家庭環境のトラブル、友人の死、一向に上がらない営業成績など、幼少のときから苦しい状況を抜け出させなかった遠藤氏でしたが、塾経営時代に半ば自暴自棄で発した発言に対する親子の反応から、営業手法を開眼。
相手に信頼される聞き方として5つのポイントも紹介されています。
以下の記事で本書の概要を紹介しています。
以上、デキる営業マンを目指すなら読んでおきたい本ばかりなので、一読されることをおすすめします。
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