物価の高い上海のホテルは、少しよいホテルに泊まろうとすると1泊1.5万円以上の値段になってしまいます。
一方で6-7千円だと内装や設備、サービスに不安があるホテルもあります。
そこで、この記事では、これまで上海に累計100泊以上している私がおすすめするホテルを5つご紹介します。
どれも私が実際に3回以上泊まって部屋の内装や利便性を確認したホテルばかりです。
この記事は、こんな人におすすめです。
- 上海で便利な立地にありながら、手頃な価格で泊まれるホテルを探したい
なお、中国で安くホテルに泊まるなら、【Trip.com】で予約するのがおすすめです。
関連記事:中国出張で必須の持ち物・サービス【60回以上の出張経験からのおすすめ】
上海の地理
まず、ホテルを紹介する前に上海の大まかな地図をご覧ください。
上海は黄浦をはさんで大きく東西に分かれています。この中で、西側に市街地が集中していて、日本人が多く住む場所(長寧区)も西側にあります。
おすすめのホテル
今回紹介するホテルは、最初に日本人が多いエリアから4つ紹介し、最後に市中心部のホテルを1つ紹介します。
おすすめ1:キングタウンホテル上海虹橋(King Town Hotel Shanghai Honqiao)
最近の私の一押しホテルです。
最近はほぼここにしか泊まっていません。
メリット
- 地下鉄2号線の駅から近い(徒歩5分)
- 日系ブランドが多数入っているショッピングモールが近い(徒歩10分)
- 値段が安い(Trip.comで1泊約6,000円~)
デメリット
- 部屋によっては内装が少し古い
先日泊まったときに、部屋の写真を撮ってみました。
この部屋はキレイな内装の部屋です。
地下鉄2号線は、浦東空港(約70分)にも虹橋空港(約15分)にもアクセス可能です。したがって、空港でタクシーに並ばずともホテルまで移動できてしまいます。
また、近くにある「金虹橋国際中心」は多数の日系ブランドが入ったショッピングモールで、食事にも困らない場所です。人気レストランが多数入っている「尚嘉中心」にも歩いていける距離です。
コンビニもすぐ近く数件にありますし、ショッピングモールへ歩く途中にいくつかあるので、ショッピングモールからの帰り道に何か買うのもとても便利です。
部屋によっては内装が少し古いというデメリットもありますが、価格面を考慮すればそんなデメリットがほとんど問題にならないくらい大きなメリットがあるホテルです。
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おすすめ2:ゴールデンチューリップ上海レインボー(Golden Tulip Shaghai Rainbow)
2番目におすすめなのがこのホテルです。キングタウンホテルを使う前は頻繁にこのホテルを使っていました。
メリット
- 2017年に改装していて内装がキレイ
- 大型ショッピングモール(尚嘉中心)が近い(徒歩5分)
- 内装のキレイさを考えるとコスパがよい(Trip.comで1泊約10,000円~)
デメリット
- 地下鉄の駅が遠い
- タクシーを捕まえづらい
このホテルの魅力は内装がキレイだということです。
上海情報⑦オススメホテル「虹橋賓館(レインボーホテル)」一部フロアの客室にはウォシュレット完備で日本人利用客に嬉しい環境♪室内は木目調の家具で統一されていて暖かな雰囲気でのんびりくつろぐことができるニン♪ pic.twitter.com/z3BasUkqQq
— アンにん (@HIS_kix_china) October 21, 2015
私は2011年からこのホテルを使ってきましたが、2017年に改装されて同時に値段も上がりました。
しかし、内装が新しくキレイであることと、豊富な飲食店が入ったショッピングモール「尚嘉中心」が近くにあるので、コスパを考えればおすすめです。
ショッピングモールの地下に「ココイチ」や「はなまるうどん」など一人でも手軽に食べれる店がありますし、スーパーも充実しています。4階には中華料理のチェーン店や、日本でも有名な「鼎泰豊(ディン・タイ・フォン)」があります。
デメリットは地下鉄の駅が遠いのと、タクシーを捕まえにくいということです。ホテルが奥まったところにあってタクシーがなかなか来てくれないので、係の人がホテルの入り口まで行って一生懸命呼び込んでくれます。
それでもお客さんのタクシー待ちが多いと、タクシーに乗るのに20分ほどかかるケースもあります。(最近はDiDiがあるので、便利かもしれませんが)
ですので、私はこのホテルに泊まるときは少し早めに部屋を出てタクシーを待つようにします。
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おすすめ3:グランドメルキュール虹橋上海(Grand Mercure Shanghai Hongqiao)
フランスのホテルブランド「メルキュール」です。
メリット
- 内装がキレイ
- 部屋が広い
デメリット
- 地下鉄の駅が遠い
- ショッピングモールが遠い
- 価格が5選の中では高め(Trip.comで1泊約11,000円~)
このホテルの魅力は内装がそこそこキレイで部屋が広いということです。ホテルでゆったり過ごすのには便利ですい、家族連れで使うのにも十分な広さです。
実際に以下のような声がネットに上がっています。
たしかに1番目のキングタウンよりキレイです。
今回初めてメルキュールに泊まらせていただきました。いつものキングタウンよりゴージャス♪ (@ Grand Mercure Shanghai Hongqiao (上海虹橋美爵酒店) in Chángníng, 上海市) https://t.co/4o8LQwT7QH pic.twitter.com/fSfx8CcM26
— ヴィータ (@vita_graf_eisen) March 22, 2018
ただ、駅から遠いのと、ショッピングモールも遠いので、便利さという意味では上の2つのホテルよりも劣ってしまうのが現状です。
もし、食事もタクシー移動がメインで夜はあまり出歩かないという方には、おすすめできるホテルです。
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おすすめ4:建国(ジエングオ)ホテル(Jian Guo Hotel)
ゴールデンチューリップから2-3Km離れた場所にあるホテルです。
メリット
- 地下鉄1号線、9号線、11号線の駅が近い
- 内装がキレイ
- 価格が安め(Trip.comで1泊約7,000円~)
デメリット
- ショッピングモールが近くにない
地下鉄の駅「徐家匯(シュジアホイ)」までの利便性と内装を比べたときのコストパフォーマンスに優れたホテルです。(ただし、地下鉄の駅の出入り口は近いですが、中で10分程度歩く必要があるのがやや難点ではあります)。
一方で、道を挟んで向かえ側のコンビニくらいしかないので、上のメルキュールと同様に夕食をタクシー移動で済ませることを前提としている方におすすめしたいホテルです。
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おすすめ5:上海金門(パシフィック)ホテル(Pacific Hotel)
市街地でおすすめしたいのがこちらのホテルです。
メリット
- 地下鉄1号船、2号線の駅が近い
- まわりに飲食店や観光スポットも豊富
- 市中心部の中では抜群のコスパ(Trip.comで1泊約8,000円~)
デメリット
- 内装が古い
- 昔ながらのホテルで、コンセントの位置がよいところにない
最大のメリットはその利便性です。地下鉄の駅がすぐ近くなので、浦東空港まで60分程度、虹橋空港も30分程度でいくことができます。歩行者天国がすぐそばにある上、絶景の夜景スポットである「外灘(ワイタン)」まで歩いて20分で行けるので、出張中の息抜きに観光にいくのにも最適です。
老舗ホテルなので内装は古めなのと、充電するためのコンセントの位置がちょうどよいところにないのがデメリットですが、立地の利便性を考えるとコスパのよいホテルと言えるでしょう。
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まとめ
以上、上海に100泊以上宿泊してきた私がおすすめするホテルです。
これ以外にもいくつかホテルに泊まったことはありますが、ここには3回以上宿泊したホテルだけを取り上げました。
なお、中国でのホテルは【Trip.com】で予約するのが安くておすすめです。
たとえば、楽天トラベルに比べると15-20%くらい、エクスペディアと比べても10%くらい安く泊ることができます。(記事中の写真の一部はTrip.comから抜粋しています)
Trip.comは豊富な選択肢の中からホテルを選べるので、上海以外の中国出張でも活用できます。
以下のリンクから入って、上記ホテル名を入力して検索、そのままお好みのプランを選択して必要情報を入力すれば予約完了です。
これから上海出張するみなさんの助けになれば幸いです。
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【注意】上海のホテルでは2019年7月1日より、アメニティセットを提供しないことになりました。宿泊される方はご注意ください。(対応都市が上海以外にも徐々に拡大しているようです。)
中国の上海市内のホテルは7月1日から、宿泊客から求められない限り、使い捨てのアメニティセットを提供しないことで、環境を考慮した消費を促すことを求められる。宿泊中に歯ブラシやくし、バススポンジ、かみそり、爪やすりなどのリサイクル可能な消耗品を繰り返し使うことをホテルの宿泊客に奨励する pic.twitter.com/cVX0FEeU7W
— 中国 新華社 日本語 (@XHJapanese) May 19, 2019
中国出張に関するお役立ち情報を以下の記事にまとめているので、あわせてご覧ください。
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