日本の携帯電話をローミングして繋ぐと通信料が高くなる海外では、私はモバイルWIFIルーターと現地で使えるSIMカードを使って、ネットに接続するようにしています。
この記事では、私が2年半以上(※2021年3月時点)使っているこちらのモバイルWIFIルーター「ZMI MF855」について紹介していきます。
海外出張の際の便利グッズの1つであることはもちろん、日本国内でも大活躍しているルーターなので、モバイルルーターで迷われている方には、ぜひおすすめしたい商品です。
ZMI MF855の外観
こちらのモバイルWIFIルーターの優れた特徴の1つが、大容量のバッテリーです。
こちらが私が使っている現物の写真です。
サイズはこのくらいで、厚みはありますが、手で十分に持てる大きさで、折りたたみの財布を一回り小さくしたような感じです。
特徴1:大容量バッテリーなので1日中使っても大丈夫
これだけコンパクトながら、バッテリーの容量がしっかりしているので、1日中使っても大丈です。
カタログ上は、
連続通信で約18.5時間、連続待受で約1560時間を実現
となっていますが、実際に、朝ホテルを出るときに充電を100%にしておけば、夕方ホテルに戻るまでなら十分にバッテリーが持ちます。
少なくとも、私が2年以上使っている中で、電池容量が無くなって困ったことは一度もありません。
また、「おっかけ充電」という通信と同時に充電をできるようにもなっています。
特徴2:携帯電話の充電にも使える
大容量のバッテリーはモバイルWIFIルーターの通信機能以外にも使えます。
これだけバッテリー容量があると、旅先では携帯電話の電池の方が先に切れることがほとんどです。
そうしたときに、大容量バッテリーの利点を生かして、携帯電話のパワーバンクとして使うこともできるのです。
下の写真はモバイルWIFIルーターの側面ですが、一方の側面には、このようにUSBポートがついています。
このUSBポートに携帯電話の充電ケーブルを差し込むと、パワーバンクとして使うことができます。
そのため、私は、このモバイルルーターをWIFIとしてではなく、単に携帯電話のパワーバンクとして持ち運んでいることもあります。
特徴3:世界のさまざまな通信規格に対応
MF855はLTEバンドを含め5つの通信方式に対応しています。
少なくとも、私はこのルーターを中国、韓国、アメリカ、ドイツ、シンガポールで使いましたが、使えなかった国はありません。
たとえば、中国だと、以下のようなSIMカードを買って、ルーターに挿し込んで使っています。
8日間 通信容量無制限タイプ
ZMI MF855の使い方
使い方はとても簡単です。
まず、SIMカードを背面カバーの中にあるSIMカード設置位置に挿し込みます。
次に、ルーターの電源を入れて、携帯電話やPC等のデバイス側で、WIFIルーターを選択して接続パスワード(背面に記載)を入れれば、デバイスとの接続が完了します。
基本的には、これで使えるようになりますが、細かい設定をする際にはアプリを使います。
アプリのストアから、以下のMobile Routerという無料アプリがあるので、それをダウンロードすれば設定できるようになります。
背面カバー(先ほどの写真)の中に、設定パスワードが書かれているので、そのIDとパスワードを入力すれば、ルーターの設定画面が以下のように開きます。
右上の設定ボタンを押せば、細かい設定をする画面になります。
基本的には、SIMカードに通信時の設定などが書かれているので、それに従って設定をすればOKです。(通信設定はデフォルトで「自動」になっているので、基本はSIMカードを挿せばそのまま使えます)
ネット上での評判
ネット上でのZMI MF855に関する声を拾ってみました。
ZMIバッテリー/Wi-Fi MF855。バッテリー容量7800mAhでデバイスを充電でき、SIMカードを入れるとWi-Fiルーターになる。最大8台同時接続可。超シンプルな作り。
重さ約235g、充電時間ACアダプタ1.8Aで約5.5時間、連続待受時間約1560時間。良いと思う。 pic.twitter.com/aKUyshH4LT— 小日向 京 (@kohinata_kyo) August 15, 2017
ZMI MF855自体はかなり良いです
— Sinpei Araki (@speedsolve) July 5, 2017
まとめ
値段は、アマゾンの場合、約8,400円。
これだけ満足できる仕様であるにもかかわらずです。
私のように年3-4回くらいの海外出張でも、十分に元が取れる値段だと思いますので、モバイルルーターで迷われているなら、この「ZMI MF855」をぜひご検討ください。
- ZMI MF855は、持ち運びが便利なのにパッテリーは大容量。1日使っても電池が切れない。
- 大容量バッテリーは、携帯電話の充電にも対応。USBケーブルをつなげばパワーバンクにもなる。
- 世界のさまざまな通信方式に対応しているので、SIMカードを入れれば基本自動で接続できる。
- 詳細設定は、アプリを入れれば簡単に操作可能。