動画編集

未経験者が動画編集の副業【始め方】

未経験者が動画編集の副業を始める方法

未経験者が動画編集の副業を始めるには、「Udemyのような動画講座で編集スキルを学習をするか」か「スクールでプロから学ぶ」のがおすすめです。

未経験者が動画編集の副業を始める方法
  1. udemyの動画編集講座などを活用して、編集ソフトの基本的なスキルを身につける
  2. デジハクのような手厚くサポートしてくれるスクールや、クリエイターズジャパンのような案件紹介付きのスクールでスキルを身につける

この記事では、こんな悩みを持っている方に向けて、未経験者が動画編集の仕事を副業で始める方法について解説していきます。

動画編集を副業にした場合の収入の目安

ココナラの動画編集案件を見ると、10分動画の編集で、6,000~20,000円(手数料控除前)が相場になっているので、1ヶ月で10本獲得すると、手数料を引いて1ヶ月で50,000~160,000円くらいの売上になります。

ランサーズによると動画編集の1案件あたりの相場は、50,000~500,000円となっています。

おそらく10分のYouTubeよりは尺が長く、難易度の高い編集を想定しているでしょうから、1ヶ月で1-2案件として、100,000~300,000円くらいというところでしょう。

動画編集を副業にするメリット・デメリット

動画編集を副業にするメリット

動画編集を副業にするメリットとして、以下3つがあります。

  • 供給よりも需要が多い市場である
  • PC1台で好きなところで仕事ができる
  • 難易度のやさしい仕事も多い

それぞれ詳細を解説していきます。

供給よりも需要が多い市場である

需要が供給よりも多い市場で副業をすると稼ぎやすくなります。

サイバーエージェントの調査によると、動画広告の市場規模は毎年1,000億円ずつ成長を遂げて、2024年には2020年の倍以上となる6,856億円になるとしています。

一般財団法人デジタルコンテンツ協会の動画コンテンツ市場予測

出典:https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=24125

このように動画編集の市場は、まだまだ成長していて、需要に対して供給が不足することも多いので、比較的稼ぎやすい副業と言えるでしょう。

実際に以下のようなコメントもよく見かけます。

PC1台で好きなところで仕事ができる

動画編集は、PCと編集ソフト(Premiere Pro、After Effect、Photoshopなど)があれば、場所を問わずに仕事ができます。

「住む場所を好きに選びたい」

「場所に関係なく仕事をしたい」

こうした要望を持っている人には向いている副業と言えるでしょう。

難易度のやさしい仕事も多い

動画編集は、できる人が少ないので、難易度の低い仕事もまだまだ多くあります。

たとえば、コンサルティングや不動産で副業やろうと思うと、最初のうちでもそこそこ難易度が高いので、最初の一歩を踏み出すのに苦労します。

動画編集なら、難易度が低い仕事を受けて実績を徐々に作りながら、難易度の高い仕事に挑戦していけるので、「手軽に副業を始めたい」という人に向いています。

動画編集を副業にするデメリット

一方で動画編集の副業には、以下2つのデメリットがあります。

  • スキルが未熟だと低単価の労働になる
  • やがて供給が過剰になる

それぞれ詳細を解説していきます。

スキルが未熟だと低単価の労働になる

他の副業に比べると、比較的簡単に案件をとれる動画編集ですが、スキルが未熟なままだと単価を上げることができずに、安く買い叩かれてしまいます。

簡単な案件を低単価でこなせるようになってきたら、単価UPを目指さないと、頑張ってもお金にならない副業になってしまいます。

稼げない動画編集者からの脱却方法は、この記事の後半で解説します。

やがて供給が過剰になる

簡単に始められるということは、参入障壁が低いことも意味します。

市場に対して需要よりも供給が過剰になると、値下げ圧力がかかりますし、案件自体もとれなくなっていきます。

供給過剰の中で生き残っていく定石は、顧客ターゲットを自分の強みが発揮できるところに絞って、その中で差別化していくことです。

案件をいくつもこなしているうちに、自分が得意とする分野が見えてくるはずなので、そこを伸ばして、「その分野で簡単に負けない」という領域を作っておくとよいでしょう。

未経験者が始めに学ぶべき3つのスキル

未経験者が最初に学ぶスキルは、以下3つのソフトです。

  • Premiere Pro
  • After Effect
  • Illustrator・Photoshop

それぞれ詳細を見ていきましょう。

Premiere Pro

習得するソフトスキルの中で、最も優先度が高いのがPremiere Proです。

Premiere Proは、動画素材を時間軸に並べて編集するソフトで、いくつものカットをつないだり、テロップを入れたり、効果音を入れたりできます。

多くのYouTuberが使う人気の動画編集ソフトです。

Premiere Proがある程度使えるようになると、「動画編集できます」と公言できるレベルになります。

After Effects

編集スキルが上がってくると、単に動画をカットしてつないだり、効果音を入れたりするだけでなく、動画素材の上に特殊効果を重ねることを考えるようになります。

そのときに使えるのが、After Effectsです。

数十秒~数分程度の動画にさまざまな効果を加えていくのに向いているソフトです。

Illustrator・Photoshop

特にYouTubeにおいては、動画の編集スキルだけでなく、サムネイルを魅力的に見せるスキルも重要になってきます。

そのサムネイル画像を加工できるソフトが、IllustratorPhotoshopです。

人物の切り抜きやインパクトのある文字を簡単に作れるので、目立つサムネイルを作るのに適したソフトです。

なお、ここで紹介した各種ソフトがパッケージになっているAdobe CCを通常の45%引きで買う方法もあるので、リンク先をあわせてご覧ください。

動画編集スキルの習得方法

動画編集スキルを習得する方法は、大きく2つです。

独学で学ぶ

1つは、独学で学ぶことです。

最も実践的なのは、自分でYouTube動画を作ってチャンネルを運営することです。

YouTubeだと、編集テクニックの実践の場になるだけでなく、市場の評価に晒されるので、緊張感を持ってスキルを磨くことができます。

他には本を読んだり、講座を見たりする方法があります。

動画編集の場合、他のソフトに比べて動きが多くなるので、本よりはオンライン動画講座の方がわかりやすいです。

おすすめは、udemyの動画編集講座です。

たとえば、Premiere Proの講座だけでも300講座以上あります。

単に編集スキルをレクチャーしてもらえるだけでなく、フォルダ整理の方法や、操作画面のカスタマイズ方法など、豊富な経験がある人ならではの視点の講座も多数あります。

関連記事:初心者が動画編集を独学で勉強する3つの方法

動画編集スクールで学ぶ

もう1つは、動画編集スクールで学ぶことです。

スクールの利点は、経験豊富な講師から知見を学べるだけでなく、お金を払っている緊張感が強制的に勉強しようという気にさせてくれるところです。

初心者から動画編集の副業をするなら、案件紹介のサポートがついているスクールがおすすめです。

たとえば、以下の2つは、いずれも仕事を斡旋するサポートがついています。(編集者のレベル次第なので、必ず斡旋されるわけではありません)

クリエイターズジャパン79,800円:オンラインサロンと、動画編集案件の斡旋・紹介サポートがある講座
MovieHacks(ムービーハックス)69,800円:卒業生限定のお仕事案内所による案件の斡旋サポートがある講座

ただし、上の2つの講座は、ビデオレクチャーを見て、わからないところをメンターや他の受講生に相談しながら進めるタイプなので、主体性が求められます。

もう少し密度濃く、講師からサポートして欲しいと思うなら、以下デジハクがおすすめです。

デジハク
※無料説明会あり
128,000円(60日)~:講師がマンツーマンサポート、24時間可能なチャット質問など手厚いサポートのスクール

関連記事:【おすすめ】動画編集スクール・講座14選【比較】

未経験者が動画編集案件を獲得する方法

未経験者が動画編集案件を獲得する方法は、大きく4つあります。

  • 案件紹介付スクールを活用する
  • クラウドソーシング・スキルシェアを利用する
  • SNSを活用する

案件紹介付スクールを活用する

先ほど紹介した案件紹介付スクールを活用するのは、有力な方法の1つです。

特に、副業を始めたての頃は、

案件が取れない

⇒ 実績ができず、スキルも伸びない

⇒ 相手から信用してもらえない

⇒ 案件が取れない

という悪循環が起きてしまいます。

案件紹介があると、最初の案件が取れないというハードルを突破できるので、初心者にとっては優しいサポートと言えるでしょう。

クリエイターズジャパンや、MovieHacks(ムービーハックス)には、案件紹介のサポートがついています。

クラウドソーシング・スキルシェアを利用する

クラウドソーシングやスキルシェアを活用するのも、有力な手段です。

クラウドソーシングは、募集されている案件に応募して仕事を獲得するのがメインとなるサービスです。

スキルシェアは、自分のスキル(たとえば、YouTubeの動画編集など)を出品して、要望が合う人に買ってもらうサービスです。

主なクラウドソーシング、スキルシャアは以下のとおりです。

クラウドワークスクラウドソーシングの大手です。プログラミングやWeb系だけでなく、資料作成やライティング能力などもお金に変換できます。
ランサーズクラウドワークスに並ぶクラウドソーシングTOP2の1つです。
クラウディア手数料の安さが魅力のクラウドソーシングです。
Bizseek成長途上のクラウドソーシングです。
ココナラスキルシェア最大手。自分のスキルやノウハウを商品として出品するサービスです。

SNSを活用する

SNSで動画編集できることを売りにするのもよいでしょう。

SNSで集客する場合は、自分が過去に作った編集作品を公開するのは必須になります。

また、SNSだと単にスキルだけでなく、人柄もオープンになるので、動画編集スキルだけでなく、コミュニケーション能力で仕事を獲得できる人には向いている手段と言えるでしょう。

稼げない動画編集者にならないために必要なこと

冒頭にも書いたように、動画編集は他の副業に比べてハードルが低いので、稼げない動画編集者になるリスクが大きいです。

そうならないためには、2つの工夫が必要です。

編集スキルを絶えず磨く

1つは、編集スキルを絶えず磨いておくことです。

たとえば、コミカルなYouTube動画の編集ができるようになったら、次はシリアスな動画の編集ができるようになるなど、編集スタイルの幅を広げることで、クライアントからのさまざまな要望に応えられるようになります。

また、ソフトもPremiere Proが習得できたら、次はAfter Effectを極めて、Photoshopでサムネイルもきれいに作れるようにするなど、1つのことができただけで満足しないようにすべきでしょう。

マーケティングなど周辺知識を強化する

もう1つは、動画編集スキル以外に提案できる幅を広げることです。

最もわかりやすいのがマーケティグの知識です。

たとえば、単に編集ができるだけでなく、

「動画がターゲットとする人の購買行動を考えると、●●のような編集にするとよいと思いますが、いかがでしょうか」

「この商品は、こういうターゲットに特化して売り込むことも考えられるので、■■のような編集にしようかと思っていますが、どうでしょうか」

など、編集をゴールにせずに、動画が本来目的としていることに合わせて編集するスキルを身につけることで、クライアントにワンランク上の提案ができるようになります。

提案の質が上がれば、単価もその分だけ上げられますし、他の編集者に切り替えられるリスクも減らせます。

関連記事:初心者がWebマーケティングを独学で勉強する3つの方法【稼ぐ力を身につけよう】

まとめ

以上、動画編集の副業を始める方法について解説しました。

  • 動画編集を副業にするメリットとして、供給よりも需要が多い市場である、PC1台で好きなところで仕事ができる、難易度のやさしい仕事も多いなどが挙げられる。
  • 一方で、デメリットとして、スキルが未熟だと低単価の労働になる、やがて供給が過剰になるなどが挙げられる。
  • 未経験者が最初に学ぶべきことは、Premiere Pro、After Effect、Illustrator・Photoshopの3つ。特にPremiere Proができれば、動画編集者として仕事ができるレベルになるので優先度が高い。
  • 動画編集スキルは、独学で学ぶか、スクールで学ぶのがよい。案件獲得サポートがあるスクールを選ぶと初心者が最初に抱える顧客獲得のハードルを越えやすくなる。
  • 動画編集案件を獲得するなら、上記の案件紹介付スクールを活用する他に、クラウドソーシング・スキルシェアを利用する、SNSを活用するなどの方法がある。

副業初心者に優しい案件獲得サポートがついた動画編集スクール

クリエイターズジャパン79,800円:オンラインサロンと、動画編集案件の斡旋・紹介サポートがある講座
MovieHacks(ムービーハックス)69,800円:卒業生限定のお仕事案内所による案件の斡旋サポートがある講座

案件獲得に使える主なクラウドソーシング、スキルシャアサービス

クラウドワークスクラウドソーシングの大手です。プログラミングやWeb系だけでなく、資料作成やライティング能力などもお金に変換できます。
ランサーズクラウドワークスに並ぶクラウドソーシングTOP2の1つです。
クラウディア手数料の安さが魅力のクラウドソーシングです。
Bizseek成長途上のクラウドソーシングです。
ココナラスキルシェア最大手。自分のスキルやノウハウを商品として出品するサービスです。