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何をやってもうまくいかない人vsうまくいく人【11の特徴と違いを解説】

【何をやってもうまくいく人vsうまくいかない人】特徴と違いを解説

人生、何をやってもうまく人がいる一方で、何をやってもうまくいかない人がいます。

どこに違いがあるのだろう?

これまで、さまざまな人を見てきましたが、何をやってもうまく人と、うまくいかない人には、いくつかの点がで差が見られました。

この記事では、両者の特徴・違いを11個の観点でまとめてみました。

「何をやってもうまく人」vs「うまくいかない人」の違い

何をやってもうまく人と、うまくいかない人の11個の違いは、以下のとおりです。

  1. 「相手の視点」vs「自分の視点」
  2. 「目的があって手段がある」vs「手段が目的化している」
  3. 「自分の時間は有限」vs「自分の時間はタダ」
  4. 「重要なことに集中する」vs「全部のことをやる」
  5. 「やるべきことをやる」vs「人から嫌われるのを恐れる」
  6. 「学んだことを試してみる」vs「学んだだけで満足する」
  7. 「失敗から学ぶ」vs「失敗から逃げる」
  8. 「メカニズムの間違いを考える」vs「人のせいにする」
  9. 「準備に時間をかける」vs「ぶっつけ本番で臨む」
  10. 「物事はシンプルだと考える」vs「物事は複雑だと考える」
  11. 「両立する方法を考える」vs「片方しか無理と考える」

「相手の視点」vs「自分の視点」

何をやってもうまく人は、「相手視点」で物事を考えます。

「あの人の立場で考えるとどうなのだろう?」

「上司にとってのメリットはあるだろうか?」

「彼女は何に困っているのだろう?」

一方で、うまくいかない人は、「自分視点」で物事を考えます。

「僕の立場で考えれば、それをやるのが当然」

「私にはこんなメリットがあるから進めたい」

「僕には、こんな悩みがあるから解決して欲しい」

人間が生きていく上で、他人と協力関係を作るのは不可欠です。

いつも相手視点で考える人には他の人も喜んで協力しようとしてくれますが、自分視点だけで物事を考える人に協力したいと思える人は少ないのではないでしょうか。

うまくいっている人は、相手のWINを考えて、その後に自分のWINを考えて、両者のWIN-WINを作ることが上手です。

「目的があって手段がある」vs「手段が目的化している」

何をやってもうまく人は、「目的があって手段がある」と考えます。

「●●を決めるために、会議をやろう」

「お客さんの●●を解決するために、資料を作ろう」

一方で、うまくいかない人は、「手段が目的化している」状態になりがちです。

「毎週この時間に会議をやることがルールだからやろう」

「この資料を明日までに完成させることが目的だ!」

うまくいっている人は、常に自分がやっていることの目的はなにか?その目的のために今やっている手段は正しいのか?を考えるので、目的を達成できる確率が高くなります。

うまくいっていない人は、手段を実行することが目的だと勘違いして、本来の目的が何かを忘れてしまいがちです。

「自分の時間は有限」vs「自分の時間はタダ」

何をやってもうまく人は、「自分の時間は有限」であると考えます。

「自分の時間を作るために、●●にお金を使おう」

「お金で時間を買えるなら、その方がよい」

一方で、うまくいかない人は、「時間はタダ」だと思いがちです。

「タクシーだと10分だけど、お金がもったいないから歩いて行こう」

「外注すれば5万円かかるけど、自分が1週間でやればタダだ」

うまくいっている人は、自分が本来費やすべき時間は何か?その時間によってどのくらいの価値が生み出せるか?を理解しています。

そのため、お金を使って時間を買い、払ったお金以上の価値を生み出すという発想ができるのです。

「重要なことに集中する」vs「全部のことをやる」

何をやってもうまく人は、「重要なことに集中する」ことが大事だとわかっています。

「売上100万円の案件よりも、1,000万円の案件に集中しよう」

「今日絶対にやらなければならないことは●●だから、●●に集中しよう」

一方で、うまくいかない人は、「全部のことをやる」ことが大事だと思いがちです。

「売上100万円の案件だって大事だからやろう」

「今日絶対にやらなければならないことは●●だけど、他にも××や、▲▲だってやらなきゃいけないからなあ。。。」

世の中には、80:20の法則というものがあって、20%のことが全体の80%を占めているというケースが非常に多いです。

うまくいっている人は、重要な20%が何かを的確に見極めて、その20%に集中して、他の80%の優先順位を一旦さげて「今は、やらない」(後でやるかもしれないけど)という判断ができるのです。

優先順位をつけらない人がやるべきこと

「やるべきことをやる」vs「人から嫌われるのを恐れる」

何をやってもうまく人は、「やるべきことをやる」ことが大事だとわかっています。

「これは、絶対にやるべきことだから、反対されても進めなくてはいけない

一方で、うまくいかない人は、「人から嫌われること」を恐れてしまいます。

「こんなことをやったら、嫌われてしまうな

「みんなが反対することは避けたいな」

うまくいっている人は、仮に反対されても進めるべきことは、反対を押し切ってでも進めようとします

もちろん、強硬に進めるということではなく、反対する人を説得したり、反対する人の気持ちに寄り添うことは忘れません。

うまくいっていない人は、やるべきかどうかよりも、相手に嫌われたらどうしようということを先に考えてしまいがちです。

このような人には、アドラー心理学を記した「嫌われる勇気」を読むことをおすすめします。

「学んだことを試してみる」vs「学んだだけで満足する」

何をやってもうまく人は、学んだことは「試してみる」ことに価値があると考えています。

「今日教えてもらった●●を早速試してみよう

「本で読んだ××だけど、この人でも成果が出るなら、自分でもやってみようかな」

一方で、うまくいかない人は、学んだだけで「満足」してしまいます。

「今日の人、すごかったなあ、よい学びだった

「自分にはない視点を得られる本だった」

うまくいっている人は、少しでもうまくいきそうなことを見つけると貪欲に試してみようとします

うまくいっていない人は、勉強になったことで満足してしまって実践しないので、結果的にその学びの時間を無駄にしてしまいがちです。

自己啓発本をたくさん読んでも意味がないのは、「読んだだけで満足してしまう」からです。

自己啓発本の多読は意味がない

「失敗から学ぶ」vs「失敗から逃げる」

何をやってもうまく人は、「失敗から学ぶ」ことが大事だとわかっています。

「なぜ失敗したのだろう?失敗の原因を考えてみよう

一方で、うまくいかない人は、「失敗から逃げる」ことを考えてしまう。

「あの失敗はきつかったな、、、もうなかったことにしよう

エジソンは、1万回の失敗に対して、「うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」と言ったされていますが、これも失敗から学ぶ姿勢の1つと言えるでしょう。

うまくいっている人は、失敗から逃げずに向き合うことで、成功の道筋を考えた上で新しいことにチャレンジします

うまくいっていない人は、失敗をなかったことにして、新しいことにチャレンジします。

「メカニズムの間違いを考える」vs「人のせいにする」

何をやってもうまく人は、「メカニズムの間違いを考える」ことが大事だとわかっています。

「失敗したのは、このメカニズムに問題があったのだな」

「前提を間違えたから失敗したのかもしれない」

一方で、うまくいかない人は、「人のせいにする」ことで終わりにしようとします。

「失敗したのは、全部あいつのせいだ

「だからやめておいた方がよいと言ったのに、部長のせいだ」

うまくいっている人は、人のせいにしても何も解決しないことを知っていて、間違いが起きたメカニズムに注目します

一方で、うまくいっていない人は、人のせいにして終わりにしようと考えます。

ここで言っている「人のせい」には、「自分のせい」にすることも含んでいます。

他人であれ自分であれ、人間のせいにしているうちは問題解決からは遠ざかっていきます。

成功にも失敗にも、その背後にはメカニズムがあるので、それを正しく分析することで、初めて建設的な方法を見いだせるのです。

失敗から効果的に学ぶ方法は?

「準備に時間をかける」vs「ぶっつけ本番で臨む」

何をやってもうまく人は、「準備に時間をかける」ことが大事だとわかっています。

「今度のプレゼンテーション、部長から●●の反論が出そうだから、事前に対応できるようにしておこう

「顧客から××を言われると思うから、データを予め準備しておこう」

一方で、うまくいかない人は、「ぶっつけ本番で臨む」ことで何とかなると思いがちです。

「準備に時間をかける大変だし、これくらいでよいだろう」

うまくいっている人は、起きてしまったことへの対処は難しいが、起きていないことには事前に対応できると考えて入念な準備をします。

うまくいっていない人は、「起きてしまってからでも対処はできる」と考えてしまいます。

iPhoneの発表で伝説に残るプレゼンテーションをしたスティーブ・ジョブズは、プレゼンテーションの前に細部にわたって何度も何度もリハーサルを重ねたと言われています。

スティーブ・ジョブズですら入念な準備をするのに、凡人の私達が準備をせずにうまくいくと思わない方がよいでしょう。

「問題はシンプルだと考える」vs「問題は複雑だと考える」

何をやってもうまく人は、「問題はシンプルだ」と考えます。

「たくさん問題はあるけど、因果関係を整理すると、解決すべき課題はこれだけだな

一方で、うまくいかない人は、「問題は複雑だ」と考えてしまいがちです。

「たくさんの問題があって、複雑すぎるよ」

うまくいっている人は、たくさんの問題があっても、それらを引き起こす真の問題を特定して、シンプルに考えようとします

うまくいっていない人は、たくさんの問題がある状況を複雑だと考えて、状況を複雑にしたまま解決しようとします。

問題をシンプルに考えるには、問題解決の枠組みに沿って真の原因を特定する必要があります。

問題解決のためのフレームワーク

「両立する方法を考える」vs「片方しか無理と考える」

何をやってもうまく人は、対立していることがあるときに「両立する方法」を考えます。

「AとBを両立させる方法はないだろか?

一方で、うまくいかない人は、対立していることがあるときに「片方しか無理」と考えてしまいがちです。

「AかBか、片方しか選べないよ!でも、どちらを選ぶのも悩ましいなあ。。。」

うまくいっている人は、Aの手段とBの手段が対立しているときに、両者の共通の目的を考えてAとBを両立できる方法を考えます

うまくいっていない人は、Aの手段とBの手段の対立を放置したまま、妥協してどちらかだけを選ぼうとしてしまいます。

対立していることを両立させるための考え方にクラウドがあります。

クラウドは、今まで対立しているように見えたことが、両立できるようになる魔法のようなフレームワークです。

対立関係が両立になる魔法のツール【TOCクラウド】

うまくいっている人は頭を使っている

うまくいっている人と、うまくいっていない人の違いとして挙げたことを一言でまとめると以下のようになります。

うまくいってる人は、頭をフルに使っている

うまくいっていない人は、思考停止になっている

こうやって書くと、こんな反論が聞こえてきそうです。

ちゃんと頭を使っているよ!

けど、うまくいかないんだよな。。。

しかし、うまくいっていない人は、頭を使っていると思っていたら、同じことをグルグル考えて悩んでいるだけなのかもしれません。

考えているのにうまくいっていないと思うなら、

目標を立てて、目標までの道筋を作り、道から外れたとき(失敗したとき)に、正しく修正できているか?

つまり、本来の意味で頭を使えているかを振り返ってみるとよいでしょう。

まとめ

以上、うまくいっている人と、うまくいっていない人の特徴・違いについての解説でした。

  1. 「相手の視点」vs「自分の視点」
  2. 「目的があって手段がある」vs「手段が目的化している」
  3. 「自分の時間は有限」vs「自分の時間はタダ」
  4. 「重要なことに集中する」vs「全部のことをやる」
  5. 「やるべきことをやる」vs「人から嫌われるのを恐れる」
  6. 「学んだことを試してみる」vs「学んだだけで満足する」
  7. 「失敗から学ぶ」vs「失敗から逃げる」
  8. 「メカニズムの間違いを考える」vs「人のせいにする」
  9. 「準備に時間をかける」vs「ぶっつけ本番で臨む」
  10. 「物事はシンプルだと考える」vs「物事は複雑だと考える」
  11. 「両立する方法を考える」vs「片方しか無理と考える」