VPNコラム

IPアドレスを隠して(変えて)インターネットに接続する方法

IPアドレスを隠して(変えて)インターネットに接続する方法
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IPアドレスを隠して(変えて)インターネットに接続するための最も有効な方法はVPNを使うことです。

ネット上でのプライバシー保護を強化したい場合は、IPアドレスを変更するか、IPアドレスを非表示にするのがおすすめです。

なぜなら、IPアドレスは、アクセスしたWebサイトやサービスに対して、アクセスした人の現在地やその他の情報を明らかにするきっかけとなるからです。

この記事では、VPNサービスによってIPアドレスを隠せる(変えられる)仕組みと、おすすめのVPNサービスを解説していきます。

IPアドレスを隠すのにおすすめのVPN

ExpressVPN:通信速度の早さに定評がある世界最大手VPN

MillenVPN:日本製・日本語対応の安心感が強みのVPN

NordVPN:価格、使い勝手、スピードでバランスのとれた大手VPN

 

VPNがIPアドレスを変える仕組み【VPNを利用するとIPアドレスはどうなる?】

VPNとは、バーチャル・プライベート・ネットワーク(Virtual Private Network)の略です。

VPNサービスを使うことで、専用サーバーを経由して、Webサイトやサービスにアクセスできるようになります。

言い換えると、VPNを通すことで、実際のアクセス元とは異なるサーバーからアクセスしているように装うことができると言う仕組みです。(装うと言っても、違法ではありません。)

たとえば、グローバルで展開されているサービスでは、IPアドレスを使ってアクセスしている国を特定しています。

したがって、IPアドレスによって日本からのアクセスだと判断されると、Webサイト上には日本向けのコンテンツが表示されるようになっています。

その国向けのコンテンツを表示する仕組み

しかし、VPNを使ってアメリカのサーバーを経由してアクセスすると、アメリカからアクセスが来ていると判断されるので、Webサイト上にはアメリカ向けのコンテンツが表示されます。

VPNサーバーを通してアクセスした場合

でも、VPNサービス会社には、プライバシーがばれてしまうのでは?

こうした不安がある方は、ノーログポリシーを掲げているVPNサービスを利用すると更に安心ができます。

ノーログポリシーとは、VPNサービスにおいて利用者の閲覧履歴やIPアドレスなどの記録(ログ)を保存しないという約束事です。

インターネットの主なログの種類は以下です。

  • 閲覧したウェブサイト
  • ダウンロードしたファイル
  • 使用したソフトウェア
  • 接続日と接続期間 ‥etc

このログを取られる事がないので、いつ、何をダウンロードしているのか、どのリソースからダウンロードしたのかを誰にも知られないのです。

そのポリシーは警察ですら発信者の特定を困難にするほどです。

関連記事:ログなしVPNは警察による発信者特定を難しくするのか

 

IPアドレスを変える5つのメリット

IPアドレスを隠す(変える)メリットは、個人情報を守ることも含めて、以下5つがあります。

それぞれについて解説していきます。

  • フリーWI(パブリックWi-Fi)を安全に利用できる
  • 海外から日本のサービスにアクセスできる
  • 日本から海外のサービスにアクセスできる
  • YouTube PremiumやNetflix などのサービスを安く利用できる
  • 検閲と監視を回避できる

それぞれ詳細を解説していきます。

フリーWi-Fi(パブリックWi-Fi)を安全に利用できる

街中で使えるフリーWi-Fiは便利ですが、フリーWi-Fiを使ってネットサーフィンをしたり、買い物をしたりしているとセキュリティ上の問題がでてきます。

たとえば、通信内容を覗き見られたり、最悪の場合は個人情報を抜き取られたりするケースがあります。

VPNを使うことで、端末とVPNサーバー間のデータ通信を全て暗号化できるので、外部からハッキングされる可能性が極めて小さくなるのです。

海外から日本のサービスにアクセスできる

海外に行くと日本のサービスが使えなくなるケースがよくあります。

たとえば、メルカリは海外では使えませんし、NetflixやHuluなどは、著作権の関係で国によって配信内容が異なっているため、日本で楽しめるコンテンツが海外では楽しめないことがあります。

しかし、VPNを使うと海外からでも日本サービスにアクセスできるようになるのです。

海外にいるときに、VPNを使って日本のサーバーに接続すれば、海外に居ながらにして日本のサービスをそのまま利用できるようになるのです。

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日本から海外のサービスにアクセスできる

上記とは逆に、日本から海外のサービスにアクセスする際にもVPNは役立ちます。

たとえば、その国でしか見られない動画コンテンツを見る際に、VPNを使ってその国のサーバーに繋げば、コンテンツを視聴できるようになります。

たとえば、NetflixやアメリカのHBO MaxやParamount+や、中国のBili Biliといった動画コンテンツは日本からでは視聴できませんが、その国のサーバーに繋げば見られるようになります。

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YouTube PremiumやNetflix などのサービスを安く利用できる

VPNを使うと、YouTube PremiumやNetflixなどのサービスを安く利用できるようになります。

たとえば、YouTubeを広告なしで視聴できるYouTube Premiumは、日本で利用すると1,280円/月かかります。

しかし、インドで利用すると月額200円以下になるのです。

VPNサービスを使うと、これらの国からYouTubeにアクセスできるので、YouTubeがその国の料金を提示してくれるようになるからです。

関連記事:YouTube PremiumインドVPN【格安にする】手順を解説

YouTube PremiumやNetflixも含めて、VPNを使うことで安くできるサービスについて、以下の記事にまとめています。

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検閲と監視を回避できる

特に中国ではネット検閲が厳しく、中国から日本で使っているサービス(Line、Google、Facebook、Twitterなど)へアクセスができません。

しかし、VPNを使えば、中国滞在中でも、日本で使っているサービスをスマホやPCで使えるようになります。

中国などのネット検閲が厳しい国に長期で滞在するときは、VPNは必須とも言えるサービスになっています。

関連記事:中国で使えるアプリと使えないアプリ一覧【検証結果】

 

IPアドレスを隠すのにおすすめのVPN3選

個人で使えるVPNサービスを紹介します。

当サイトでは、ノーログポリシーを掲げる以下3つのサービスがおすすめです。

IPアドレスを隠すのにおすすめのVPN

ExpressVPN:通信速度の早さに定評がある世界最大手VPN

MillenVPN:日本製・日本語対応の安心感が強みのVPN

NordVPN:価格、使い勝手、スピードでバランスのとれた大手VPN

それぞれ詳細を見ていきましょう。

ExpressVPN:通信速度とアプリの操作性が魅力

ExpressVPNのトップページ
価格1ヶ月プラン:1,425円/月
半年プラン:1,099円/月
1年プラン:734円/月(当サイトを経由すると+3ヶ月無料)
無料お試し・返金保証期間30日間
サーバー台数3,000台
サーバー設置国94カ国
日本語対応アプリやサポートは日本語、規約は英語
同時接続台数8台

ExpressVPNは世界最大手の老舗で、有料登録者数が全世界で400万人を超えるVPNプロバイダです。

通信速度の速さや安定性に優れたVPNで、当サイトの検証でも常にトップクラスの通信速度を誇っています。

またアプリの起動から接続まで30秒~60秒ほどかかるVPNが一般的な中、ExpressVPNはわずか10秒ほどで起動から接続までを完了できるので、毎日の利用でもストレスがありません。

サーバー設置国、サーバー数も世界トップクラスなので、さまざまな用途で活用可能です。

ExpressVPNノーログポリシー
メリットデメリット
  • 通信速度と安定性が優れている
  • アプリの動作が早くて使いやすい
  • ノーログポリシーを採用している
  • サーバー設置国のバリエーションが豊か
  • ビットコインでの支払いに対応している
  • 中国からでも利用できる
  • 価格が他のサービスに比べるとやや高い

ExpressVPNがおすすめなのは

  1. 速度と安定性を重視したい人
  2. 口コミや実績を重視してVPNを選びたい人

▼公式サイト▼

ExpressVPNを試してみる

\30日間返金保証あり/

ExpressVPNの詳細は、以下の記事をご覧ください。

ExpressVPNの評判【メリット・デメリット】
ExpressVPNの評判・レビュー【メリット・デメリットは?安全性は?】ExpressVPNは、通信速度とユーザーインタフェースに優れたVPNとして定評があり、快適にVPNを使いたい人におすすめのプロバイダです。...

MillenVPN:日本企業が運営する安心感が魅力

MillenVPNのトップページ
価格1ヶ月プラン:1,496円/月
1年プラン:594円/月
2年プラン:396円/月
無料お試し・返金保証期間30日間
サーバー台数1,300台
サーバー設置国50カ国
日本語対応
同時接続台数10台

MillenVPNは、日本の企業が提供している純日本製のVPNプロバイダです。

日本企業が運営するVPNは多数ありますが、唯一ノーログポリシーを掲げていて、サーバー設置国、サーバー数ともに日本のVPNの中ではトップクラスです。

契約・規約、操作マニュアルやサポートなど、すべて日本語での対応となっている日本人にとっても安心できます。

MillenVPNのノーログポリシー
メリットデメリット
  • 日本製の主要VPNサービスの中で最安値
  • 使えるサーバー数が多い
  • 日本語対応が充実している
  • サービス改善を要望しやすい
  • ノーログポリシーを採用している
  • MillenVPN Nativeが優秀
  • 中国からもアクセス可能
  • サーバー数が海外大手VPNに比べて劣る
  • 通信速度が海外大手VPNに比べてやや遅い

MillenVPNがおすすめなのは

  1. 日本製のVPNサービスにしたい人
  2. 日本製の中でも価格を重視したい人
  3. 日本製の中でもサーバー設置国、設置数の多さを重視したい人

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MillenVPNの詳細は、以下の記事をご覧ください。

Millen VPN(ミレンVPN)【メリット・デメリット】評判
MillenVPN(ミレンVPN)の評判・レビュー【メリット・デメリットは?】Millen VPN(ミレンVPN)は、日本製の中でも価格やサーバー数の点で優れたVPNを使いたい人におすすめのプロバイダです。...

NordVPN:価格・使い勝手のバランスが魅力

NordVPNトップページ
価格1ヶ月プラン:1,429円/月
1年プラン:505円/月
2年プラン:439円/月
無料お試し・返金保証期間30日間
サーバー台数5,500台
サーバー設置国60カ国
日本語対応アプリやサポートは日本語、規約は英語
同時接続台数6台

NordVPNは、新規利用者が世界NO.1の大手VPNです。

価格と使い勝手のバランスに優れていて、通信速度の点でも十分に満足できるレベルのVPNです。

NordVPNノーログポリシー
メリットデメリット
  • 新規利用人数がNO.1の世界最大手
  • 使えるサーバー数が多い
  • 価格が安い(2年間プランは特にお得)
  • ノーログポリシーを採用している
  • 専用アプリが使いやすい
  • 暗号通貨での支払いに対応している
  • 短期間の利用だと割高になる
  • 中国からの利用だと不安定になる

NordVPNがおすすめなのは

  1. 長期プランで価格を少しでもお得にしたい人
  2. 新規の利用実績を重視したい人

▼公式サイト▼

NordVPNを試してみる

\30日間返金保証あり/

NordVPNの詳細は、以下の記事をご覧ください。

NordVPN【メリット・デメリット】評判
NordVPNの評判・レビュー【メリット・デメリットは?】NordVPNは、利用実績の面で世界トップクラスのVPNプロバイダです。価格、通信速度、使い勝手はいずれも高い水準を誇っているので、VPN初心者を含めた多くの人におすすめできるVPNです。...

 

VPNを使ってIPアドレスを変更する方法

VPNを使ってIPアドレスを変更する手順は以下です。

  1. VPNサービスにログインする
  2. VPNに接続したまま、各サイトにアクセスする

VPNへの接続が切れると、IPアドレスが切替わってしまう(インターネットプロバイダに戻ってしまう)ので、注意しましょう。

実際にVPNを使って、IPアドレスが変わる様子を見てましょう。

以下の情報は、VPNを使う前のIPアドレスです。

日本のIPアドレス

ダウンロードしたVPNアプリを開き、ログインします。

NordVPNログイン

ログイン完了後、サーバー選択画面で、「Turkey(トルコ)」を検索し、選択して接続します。

NordVPNのトルコサーバーを選択

トルコにつなぐと、以下のようにIPアドレスがトルコとして表示されるようになります。

IPアドレスを変えた後の表示

このようにVPNは、IPアドレスを隠す(変える)のに役立つことがわかります。

 

まとめ

以上、IPアドレスを隠して(変えて)インターネットに接続する方法の解説でした。

  • ネット上でのプライバシー保護を強化したい場合は、VPNサービスを使って、IPアドレスを隠す(変える)のがよい。
  • Pアドレスを隠す(変える)メリットとして、「フリーWI(パブリックWi-Fi)を安全に利用できる」「海外から日本のサービスにアクセスできる」「日本から海外のサービスにアクセスできる」「YouTube PremiunやNetflix などを安く利用できる」「検閲と監視を回避できる」と言ったことが挙げられる。
  • VPNを使ってIPアドレスを変更する場合は、VPNへの接続が切れると、IPアドレスが切替わってしまう(インターネットプロバイダに戻ってしまう)ので、注意が必要。

IPアドレスを隠すのにおすすめのVPN

ExpressVPN:通信速度とアプリの操作性に優れた世界最大手のVPN

MillenVPN:日本製・日本語対応の安心感が強みのVPN

NordVPN:価格、使い勝手、通信速度のバランスがとれた大手VPN