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ログなしVPNは警察による発信者特定を難しくするのか

VPNは警察による特定を難しくするのか

ログなしVPN(ノーログVPN)を使うことで、警察がインターネット利用者を特定することはより困難になるでしょう。

VPNは、カフェやホテルのフリーWi-Fiのように、公共のインターネット接続サービスを使う際に、通信を保護する目的で使われます。

こうしたVPNの特性は、インターネット上の発信者を特定する際にもハードルになります。

この記事では、VPNを使うことでネットの匿名化をどの程度できるのか、ネット上の見解とともにまとめてみました。

匿名化に役立つノーログポリシーのVPNサービス
  • :高速通信でアプリの操作性に優れた世界最大手のVPN
  • :価格・使い勝手のバランスがとれた大手VPN

もっと詳しく:おすすめノーログVPN5選【匿名でのインターネットに使えるVPN】

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VPNは通信を匿名化できる

VPNはインターネット通信を匿名化するのにも、役立つツールとして知られています。

通常、あるサイトにアクセスすると、そのサイトにはインターネットプロバイダのIPアドレスが記録されます。

一方で、VPNを使ってアクセスすると、そのサイトには使ったVPNサービスのIPアドレスが記録されます。

そのVPNサービスがアクセスのログを残していれば、誰がそのサイトにアクセスしたかを容易に特定できますが、ログを残さない「ノーログVPN」と呼ばれるものだとそうはいきません。

たとえばは、ノーログポリシーを掲げていて、ネット通信の匿名性を担保しています。

しかも、暗号通貨での決済が可能なので、決済履歴から個人が特定されることも避けることができます。

実際にNordVPNのノーログポリシーには、以下のように記載されています。

接続タイムスタンプや、セッション情報、使用帯域幅、トラフィックデータ、IPアドレス、その他のデータは保存されません。情報は保存されず、他者に渡ることもありません。

(中略)

NordVPNは、EUや米国の管轄外に位置しています。

このため、NordVPNにあなたの個人データを収集する法的義務はありません。尋ねられても、私たちには肩をすくめることしかできません。また、私たちはそれが好ましい状態だと考えています。

出典:

インターネット上では、善意からの批判さえも封殺することが事実上合法化されている地域もある中で、こうしたノーログポリシーには一定の需要があるようです。

VPN接続によって身元はバレる?

ノーログVPNに接続すると、身元がバレる可能性はかなり小さくなります。

善意の批判を守る反面、悪意を持った人の身元特定を困難にするのは、コインの裏表のような性質ともいえます。

インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)は、VPNサーバーに接続していること自体は特定できます。

しかし、VPNを使った通信内容は暗号化されているので、ISPから通信内容までは把握できません。

さらにVPNサーバー側にログが残らない、そもそもどのような通信を行ったのかという証拠が残らなくなります。

たとえば、ネット上の誹謗中傷に対して発信者の開示請求をしても、ノーログVPNが使われていると発信者の特定は難しくなります。

ネット上でも、ノーログVPNでは警察による特定は、困難を極めるというのが一般的な見方になっています。

警察でも簡単に身元を特定できなくなるレベルなので、(一般的に誹謗中傷案件を扱う)弁護士では到底無理な話になってしまうでしょう。

VPNを使っていても身元が明らかになるパターン

ノーログのVPNを使っていても身元が明らかになるケースとして、以下のような場合が指摘されています。

  • 誹謗中傷に使ったSNSアカウントにVPNなしでログインした記録が残っている場合
  • カフェなどの防犯カメラに映っている場合

問題の投稿のみではなく、必要に応じて問題起こしたSNSのアカウント登録時IP、問題投稿以外のIP等VPN接続せずログインした際や利用した時のIPアドレスも開示されます。
VPNでアカウント作成して悪用する人多いのでSNSではVPNでアカウント作成したりすると凍結するようになってたりします。

じゃあカフェのWi-Fiでアカウント作成すればええやんって思うと思いますが。こういう場合が多くカフェが特定されカフェの防犯カメラから逮捕に至ります。最近のFree-Wi-FiではSNSのアカウント作成規制して電話番号のみでしか登録出来ないようにしてる所も増えてます。つまり電話番号から特定されます。
使い捨て電話番号も一時的にしか利用出来ませんからすぐ凍結します。
GoogleVoiceなんかはすぐ身元特定されやすいです。

2chみたいな提示版サイトではVPNやTorからのコメントは規制されてます。

出典:ヤフー知恵袋

他には、アカウントを作った際に登録したメールアドレスへのログイン記録や、実際に活動していたと見られる時間帯に他のサービスにログインしていた形跡等々も手がかりにはなるでしょう。

しかし、これだけのことをやって照合をとり、確実にその人が誹謗中傷の相手だとわかるにためには、相当な手間と時間がかかります。

ましてや、上記のことにも気を使って、専用PCだけでVPNを利用し、個人が特定できるものには一切アクセスしないなどの対応をされると、特定の難易度はさらに上がってしまうことでしょう。

そこまでして誹謗中傷をするかという話はありますが、やろうと思えばできるということは知っておいてもよいでしょう。

まとめ

以上、VPNの匿名性がもたらす発信者特定の困難さについてでした。

のようにノーログポリシーを掲げているVPNサービスは、善意の批判を封殺される地域では重宝されるものの、悪意を持った利用者にとっては身元を隠す手段になってしまいます。

世の中には、こうした手段があるということを知っておいて損はないでしょう。

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